岐阜県高山市丹生川町板殿
Road Map :R158を平湯方向に走り、飛騨大鍾乳洞より手前にある板殿へ向かう道に入る。
Route Map:板殿に向かう林道のヘヤーピンカーブに案内板がある。
そこから沢沿いの古い林道を辿ると5分程で滝下に着く。
『日本の滝百選』 滝上に行く手段が沢登りしかなく、安全の為、中段までに留めた。
高山市の百間滝
本来、渓流瀑は好きな滝であるのだが、この ”百間滝”は滝上に上る道が無く倒木も多くあったので、見た一瞬で好みの滝ではないと感じた。
簡易地図による展望所が上流側にもあった(?)ことから滝は長大で上流部まで続いているとは思われるが、安全上、沢登りで行くのを諦めたことは賢明だったと思いたい。
'18年、飛騨方面の滝見、観光
07/21:イノシシ滝、三ツ滝 → 三休の滝、魚返りの滝 → 百間滝
→ 平金大滝、鬼滝 → 飛騨大鍾乳洞 → 銚子の滝
07/22:剣ヶ峰に登らない乗鞍岳
百間滝 (落差30m)
高山市街から平湯に向かうR158沿いには多くの滝があり百闡黷烽サの中の一つである。
百間滝は渓流瀑として上部に長く続いており、傾斜が緩いので沢登りで上部まで行けない
ことはなかったが岩肌が苔生して滑り易く、安全を配慮して中段までで止めたので一番上に
あるらしい直瀑までは確認出来なかった。
ひゃっけんたき
案内板から20m程先に広い駐車地があるのでそこに車を停める。
R158から板殿へ向かう道に入るとヘヤーピンカーブの曲がり角に
”百闡黶hの大きな案内板が立っている。
滝への道は地図にも載っている荒れた林道であり、入口には簡易地図もあった。
簡易地図には3つの展望所が記載されているが、ネット上の多くのタキラーの話しでは上の展望所に行く道が見付からないとなっているので、既に廃道になっているのかも知れない。
車が走った形跡はまったく無い林道を進む。
林道を5分程歩くと、林道は沢水に流され無くなってしまっていた。簡易地図に書かれて
いる展望所も見当たらない。これが落差30mの渓流瀑である ”百闡”の様である。
落差は30mでは利かず遥か上方まで続いている様であるが、樹木で隠れて見え難い。
林道の崩壊している所は2m程の崖になっており、ここを下りて渓流瀑に取付く。
岩肌は湿って滑り易く、スパイク長靴でやっと登れる感じであるが、下りが心配になる。
少々、沢登りしたくらいでは上部の滝が見えて来ない。
上部の滝が見えれば沢登り意欲が湧くのであるが、下りのことを考えると、これ以上は躊躇してしまう。
これ以上の沢登りは危険でであり、左岸を藪扱きすれば更に上方まで行けるのであるが、
気力の低下からこの地点で引返すことにした。
実体の判らないまま終わるのは心苦しいが、安全第一位としておこう。
下り時に寸断された林道を見る。
展望所があった時がどんな状態だったのか想像もつかない。
予想通りにグリップの利かない岩肌で下りは苦労する。
草生した林道跡を戻る。
5分程で林道入口に戻り、消化不良で ”百闡黶hを終える。
R158から入る道が判り難い辛いが、板殿に入る道を探せば判り易い。